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クーラーの修理(ファンモーターのシールドベアリング交換)



bearing  暑くなってきたので、久しぶりにクーラーのスィッチを入れた。すると、ファンモーターの辺りからギュルルルルと異常に耳障りな音が発生。あまりのうるささにこのまま使い続けると危険すぎるぅ〜♪と感じたので、スィッチを切って点検する事にしました。先ずはコーラとガラムとチョコレートをキメた気分で落ち着け俺(笑)200ボルトのブレーカーを落とし、クーラーのカバーを開け、あらかじめ外す箇所の配線等を記して間違えないようにする。ファンに取り付けられているファンモーターを取り外す為、電線を外し、感電しない様、電解コンデンサー等に気を付けながら電源部分やコントローラーを外すと、ファンモーターを外す準備ができた。(家のクーラーはかなり古い物なので、少し古いぐらいのクーラーや機種によっては、色々と外す物や手順は異なってくると思われます。)ファンモーター軸を覆っているプラスチックカバーの隙間から六角レンチを差し込み、小さな六角穴付き止めねじを緩めファンモーターを取り外しました。(自分は、小さな六角穴付き止めねじに気が付くまでに30分ぐらいかかりました。引っ張ってんのにファンモーターが外れてくれなくて、どないなってんのか解からず、ウ〜ンと汗びっしょりで考えてました。たまたまファンモーター軸を覆っていて、ファンモーターを外さなければ外すことの出来ないプラスチックカバーの隙間を懐中電灯で照らしながらファンを手で動かし、プラスチックカバーの隙間から僅かに見えるファンモーター軸の回転をじっくり調べているときに黒のファンに黒の小さな六角穴付き止めねじでファンモーター軸に固定されているのを発見。気がついて良かったです。危うく強引に外そうとして、ファンを割るか曲げるかして潰してしまうところでした。笑)外した電線や電源部分、コントローラーを元と同じ様に取り付け、ファンモーターを落ちないようにクーラーの上部プラスチック枠にビニールテープで仮止めし、ファンモーターのコネクターを元通り電源部分と繋いで外付けにする。ファンモーター軸がクーラーに干渉していない事や絶縁できている事などを 確認。あらかじめ外す箇所の配線等を記しておいたメモ等と照らし合わせて配線を確認。再びブレーカーを入れ、クーラーのスィッチを入れる。ファンが外されて無負荷のファンモーターから異音が発生するのを確認できた。この時点で故障箇所はファンモーターである可能性が大きくなった。クーラーのスィッチを切ってブレーカーを落とし、仮止めしていたファンモーターを取り外してじっくり調べてみる。ファンモーター軸の両側を観察すると、シールドベアリングが使われていました。このシールドベアリングの摩耗が原因ではなかろうかと思い、外してみることにしました。シールドベアリングを固定しているクリップを小型マイナスドライバーを2本使って外し、少し錆びたファンモーター軸に固着して外れないシールドベアリングを外す為、KURE 5-56をファンモーターの中に入らない様に気を付けながらファンモーター軸とシールドベアリングの間に吹く。ファンモーターを横にして錆びて艶の無い軸にタップリとKURE 5-56を吹き付け、布で磨いて錆びを落としピカピカにする。少しの時間そのまま放置、ファンモーター軸とシールドベアリングの間にKURE 5-56が浸透するのを待つ。少しの時間がたったら、ファンモーター軸からシールドベアリングをなんとか工夫して外す。(^^;外したシールドベアリングを手で回してみると少しガタガタしていました。次の日、朝早くからスケートボードで使われているベアリングと同じ大きさのシールドベアリングを買い求め、ファンモーターの軸に組み付け、クリップをプライヤーで挟んで固定しました。ブレーカーを落とし、ファンモーター等を元通りクーラーに組み付けなおし、あらかじめ外す箇所の配線等を記しておいたメモ等と照らし合わせ、配線に間違いが無い事を確認。再びブレーカーを入れ、クーラーのスィッチを入れて動作確認開始。異音が嘘みたいに消えてまろやかに回転しています。おかげさまで修理成功しました。とても嬉しいです。♪






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