CASIOのタフソーラー電波腕時計のタフソーラー機能を潰してCR1616で動かす。
CASIOのタフソーラー電波腕時計(wva-310q)をジャンクで手に入れた。完全に止まっていたので太陽光で充電を試みましたが、充電不良を起こした。テスターで電圧を測ると1.2Vしか充電されていなかった。二次電池の不良だと思われます。電池を自分で交換して復活させようと交換用電池を調べましたが二次電池のCTL1616は近所の電気屋さんでも売っていない事が分かった。ネットオークションで手に入るみたいだが、そこまでする気は無い。同じ大きさのCR1616は手に入るが、そのままCR1616を使うと太陽電池パネルからタフに充電されてしまうので非常に危険だ。そこで、何とかCR1616を使って動かすべく、タフソーラー機能を潰すことにした。分解には待ち針やピンセットの他、プラスの精密ドライバー、アンテナ用のフイルム端子などなどを取り外す為に物凄く細いマイナスの精密ドライバーが必要でした。分解!分解〜ッ!裏蓋を開けると、時計内部が少し見えます。上部に電波を受けるためのアンテナが埋め込まれており、そこから伸びるフイルム端子で時計側のメイン基板と繋がっている。先ずはこのアンテナのフイルム端子を固定している物凄く小さいマイナスのネジを外して、アンテナの接続端子をメイン基板から外します。これで、やっと時計のケースからムーブメント全体を取り出せます。中身は三段ぐらいに積み重ねられた構造になっており、ネジで固定されているところが2箇所ぐらいあったと思います。後は、留金を外して、ソーラーパネルのところまで何とか分解してたどり着く。すると、2本の金色バネでメインの基板とソーラーパネルが繋がっていた。その2本の金色バネを取り去り、タフソーラー機能を潰しました。今度は逆の順番で組み立て直します。その後、CR1616を取り付け、リセット。動いて嬉しかった。電波時計の機能などが動いただけで十分楽しかった。自分の感性とは異なるデザインの時計だから、あんまり着けることは無いと思う。しかし、電波時計の機能は便利で良いものなので、ひょっとしたら着けまくるかもしれないw
*腕時計の内部には、とても細かい部品が使われており、ホコリや汗や水や湿度や静電気や磁気に弱く、分解すると壊れたり、ややこしくて元に戻せなくなることが良く起こります。壊れてしまってもいいやと思えるジャンクな腕時計を分解して遊ぶのは楽しいことです。しかし、壊したくないお気に入りの腕時計はプロの時計職人に任せて安心です。
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