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古い光学式マウスを光学式トラックボールに改造する。木のガワは自作しました。



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 ズラズラ〜っとギャラリー状態ナウ!です。w ええ〜っと、光学式トラックボールが欲しかったので組み立ててみました。初めにUSB光学式マウスを裏返しにして裏側にボールを当ててマウスカーソルを動かして遊んでみると、ギクシャクしながらマウスカーソルが動きました。マウス裏返してボールを上で動かすだけでいけるんじゃないかと思いましたが、上下にはきっちり動きますが、左右がそれぞれ反対の方向に動いてしまいました。…どないしよ〜かな。ググって調べてみるとWindows用のソフトウェアでマウスカーソルの動きを左右反転などなどが出来る素晴らしいソフトウェアを見つけました。しかし、主に使っているOS環境はWindowsじゃなくてLinux系OS環境だった。プログラム出来へんしどないしよ〜…とりあえずUSB光学式マウスを分解して、使われているチップを調べてみる。新しい方のマウスはワンチップのマウスでどうしょうもなかった。古い方のマウスはチップが2つ使われており、左右の配線を入れ替えたら何とかなるんじゃないかということで、H2000と記されている真ん中のチップのデータシートを探して見つけました。Agilent TechnologiesのHDNS-2000というチップであることが判明しました。ピンアサインもバッチリ判明しました。マウスカーソルの左右の動きに関係するのは2番ピンのXA出力と3番ピンのXB出力でした。2番ピンから出ている回路パターンと3番ピンから出ている回路パターンをカッターナイフで削って切り、それぞれの出力を入れ替えて繋ぎました。試験的に動かしてみた結果はマウスとして使った場合、左右の動きが反転しました。これでバッチリと光学式トラックボールの材料になりました。後は、切ったり貼ったりしながら組み立てました。三つのボタンは基板にハンダ付けしてネジで固定しました。それぞれ左、真ん中、右、クリックになります。ジャンパー線で配線しました。ホイール部分は基板を元の基板と同じような形に削って赤外線LEDと受光部をハンダ付けしてジャンパー線で配線しました。仮組みの状態でボールを載せて光学センサーがきっちりとスムーズに反応する場所を探るため、ショートしないようにプラ板などで絶縁し、通電してうごかしてみます。光学センサーの位置決めが出来たら、鉛筆でわかりやすいように記しておきます。ボールを支えるために3か所の木を削った円形の部分を作り、水晶玉を3か所に半分埋め込む形でAB混合エポキシ接着剤で貼り付けます。接着剤が乾いて硬化したら、ホイール基板、マウス基板、スイッチ部分をネジや接着剤を使って固定し、木で作ったガワを貼り付けて裏蓋を木ネジで締め、木で出来たボールをのせたら完成です。水晶玉より人工ルビーの方が硬いので良いです。木のボールより硬質プラスティックの方が滑らかな動きで良いです。水晶玉は持っていた材料を利用しました。木のボールは東急ハンズで見つけて買いました。東急ハンズではアクリルのボールも見つけましたが、トラックボールが買えるぐらいのお値段がしていましたので断念。木のボールは158円でした。木のボールは出きるだけ歪みを修整しようと1000番と2000番の紙ヤスリで磨きました。ちょっと歪んでいるので、たまに引っかかった様な動きをしますが、まあまあの使い心地です。玉受けの水晶玉を固定する部分をどんな材料で、どうやって作るかで、かなり試行錯誤しました。最初はペットボトルを切って使おうとしましたが、揺れそうな感じだったのでやめました。木を削って作った部品が上手く使えたので良かったです。






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