Libretto100
とてもラッキー♪な事に、友人よりLibretto100を頂きました。電源は入るけどBIOSを読み込まず、液晶画面も真っ黒のままで、バックライトも光らず、画面には何も出力されない状態でした。数十回繰り返し電源を入れたり切ったりしている内に何やら妖しげなエラーメッセージが画面の左隅に出力されました。おお!BIOS生きてるやん!出力されたメッセージが要求する通りにF1キーを押しました。
液晶画面一杯にBIOSの設定画面が出力されました。これでバックライトとインバーターも生きている事が分かりました。一通りBIOSの設定を見た後、再起動。美しいTOSHIBAの文字が浮かび上がった後、見覚えのある懐かしいWindows95が起動してきました。やったー♪何か分からんけど動いたー!wwwと喜びながらリブポイントをグリグリ動かしてソリティアで一通り遊んだ後、電源を落としました。
後日、電源スイッチをぽちっとな♪と押すと、最初に起動した時と同様の現象が発生しました。数十回繰り返し電源を入れたり切ったりすると妖しげなエラーメッセージが画面の左隅に出力されてBIOS設定に入り、再起動後Windows95が起動するという状態でした。Windows95を終了して、再び電源スイッチを押して起動しようとするも、何回も電源スイッチを押さなければ起動できなかった。BIOSのバックアップ用の電池が逝ってるな…という事で、バックアップ用の電池を外してみると、何かコネクター部分と電池パック内部に緑青が発生していて、コネクターに近い回路の一部にも緑青が発生していました。やっかいやなぁ…(^^;仮で異なった形の充電済み電池を繋げてみるも変化なし。
早速バラしてみました。画像の中に赤枠で記した部分があやしい感じです。左側の画像の回路部分は殆ど断線に近い状態でした。無理矢理0Ωチップ抵抗を裏返しで載っけて半田付けして緑色で記した迂回路を設けました。右側の画像のコネクター付近はとてもあやしいですが、半田ごてをあてるぐらいしか手の施しようがありませんでした。一部の細かい回路パターンが消えかけています。(^^;
せっかくバラバラに分解してるついでにリブラー(リブレット使いの通称らしい。なんかおもしろい呼び方やなぁww)の間で噂のクロックアップ体験をしてみることにしました。左側の画像の状態で魅惑の266MHzに設定されています。右側はナチュラルへた字の手書き設定表です。www(暫くして、冬やのに手が暖かくなったので、200MHzの設定に変更しました。www)
Libretto100のマザーボード画像です。
バラバラに分解して色々いじっていたリブレットを組み立てました。へたっていたBIOSのバックアップ用電池と同じ物は持っていないので、代用品の少し大きめのジャンク充電池をワニ口クリップで外付けにしました。しかし、相変わらず繰り返し電源を入れたり切ったりしないと起動することは出来ませんでした。なんでやろうなぁ…メモリーかぁ〜??と思いながら、32MBの増設メモリーを外すと嘘みたいに安定動作するようになりました。増設メモリー不良もしくはマザーボードの緑青が発生していたコネクター付近の回路が故障原因と考えられます。増設メモリーとメモリーコネクターの接触不良を疑って接点をアルコールでごにょごにょして美しく輝くまで磨きましたが 余計に悪くなったみたいです。www 現在は増設メモリーを外し、総メモリー容量32MBで安定動作しています。(^^;
Libretto100が何とか安定動作するようになったので、ネットワーク環境を手に入れるべくジャンクの10BASE T PCMCIA LANカードのLaneed LD-CDY(ELECOM)を分解して使える様に加工しました。手に入れた時からLD-CDYにはカプラーが無い状態だったので、さっそく分解してピンアサインを調べてみる。…何かカプラーの接続端子に回路パターンがいっぱい繋がっていて、どれがどれか分かりません。う〜んどうしょうと、更に色々調べてみると14F025PがノイズフィルターICらしい事が分かった。このノイズフィルターICのピンアサインを調べて、ジャンクなRJ-45コネクターを直接繋げて何とか復活させる事に成功しました。左側の画像で使用したケーブルは、あり合わせの材料だったので、よく使われているLANケーブルの色とは異なります。真ん中の画像はノイズフィルターICらしい14F025Pのピンアサインです。右側の画像はRJ-45コネクターのピンアサインです。全てナチュラルへた字の手書き仕様です。www
ネットワーク環境が整ったので、Libretto100にDamn Small Linux 4.4 jp(dsl4.4-jp)をインストール。日本語が使える様にしてあるものはライブCDの部屋で手に入れました。ありがとうございます。インストール方法は、かなりややこしかったですが、Toshiba Libretto 100/110ct - Temporary site←Thank you very much!You are wizard!のサイトで紹介されていた方法を使って、何とかインストール出来ました。ありがとうございます。このサイトは英語で表記されていますが、googleのサイト丸ごと自動翻訳してくれるサービスを使って日本語に翻訳したりして何とか内容が分かりました。インストールしたDamn Small Linuxは起動画面にペンギンが現れるので楽しいです。このペンギンはLinuxのマスコットキャラクターで、名前はTuxです。
軽量ブラウザーのDilloを起動させてみました。Web検索、天気予報、地図、等々開いてみました。結構良い感じで使えます。ゲームも楽しいです。
ここまで環境が整ったら、後はもう勢いでモバイルするしかあるまい!www何とか生きてるジャンクバッテリーを手に入れてゴニョゴニョしてみることにしました。www流石はSONYのVAIO大容量バッテリー!!!TOSHIBAと夢のコラボで連続4時間使えました。ちょっとアレゲな感じですが、まあ…パームレストにもなるので重くても気にしちゃいけない〜ょ〜♪www右側の画像は何か凄くカワイイキャラクターの付いたある意味で幻?!の無線LANカードYWL-11B5です。モバイルフル装備なんとか揃いました。妖しいリブラーになれたらいいな♪www
(免責事項: 当サイトの内容はtimaが個人的に調べて試した事や遊んだ事をそのまま書いたものです。内容が誤っているかもしれません。文面の内容や正確性について、timaが保証するものではございません。当サイトの内容を読まれて、何かしようとなさる場合には、これらの危険性に対する十分な認識と各自の責任で御判断ください。よろしくお願い申し上げます。♥)